平成最後の日に向けて
明日からとうとう「令和」が始まりますね。
今日は、平成最後の日に向けて、イラストレーターなかじまともこ が出来るまでを振り返りたいと思います。
ざっくりと十年単位で分けています〜!
ベイビー期
今、平成の始まり(約30年前)の事を思い出しています。
30年前といえば、高校生の頃です。美術の道に入りたいと、受験勉強をしていました。
思い出として浮かぶのは、木炭紙ばさみを入れた大きなバックを持って、高校の廊下を急いでいるところです。
「絵」という大好きな宝物を見つけて、毎日有意義に過ごしていました。
他の人が気にならないほど、集中できた時期でした。
学び期(平成十年あたりまで)
ですが、大切な「絵」に出会うも、『仕事にする』と言うことの難しさも知りました。
可愛いもの好きは今と変わりませんでしたが、それを「絵」と上手く結びつけることは出来なかったのです。
それは恐らく、私なりにとんがっていたせいもあって、いろいろな可能性を感じすぎてしまったからではないかと思います。
純粋に絵の勉強をしつつ、志は高く持ってはいましたが、なかなか自分の理想に追いつけない日々でした。
今思うと、「これだ!」という自分の良さや持ち味に出会うために、絵の勉強を続けていたように思います。
暗中模索期(平成20年くらいまで)
「そのころは暗中模索だった」と言えばかっこいいですが、ハードルが高く感じてなかなか行動に移せず、なんとか思いついた方法は、仕事で絵を描ける可能性のある環境に入ること。
デザイン事務所様に少しお世話になる機会もあり、また他の企業様でお花の絵を描く機会に恵まれたりと、良いこともありました。
コンピューターに親しむ事が出来たのも、この時期からです。
また、この頃から、友人からお声をかけて頂いたり、ご紹介頂くなど、お仕事につながることもぼちぼち出てきました。
しかし、もともと目の前の状況に一生懸命になってしまう性格のせいか、環境に適応するために、自分の大切な「イラストレーターになる」という目標を忘れてしまう場面もありました。
しっかり期(自称)(平成31年まで、そして令和へ)
平成最後の約十年間は、自分らしいライフスタイルを整えたり、人と人との絆を取り戻したりと、人生としてはとても暖かい時期になりました。
イラストレーターとしても、特に、ここ三年間は、画風を含めて過去の自分も大切にしながらも新しい自分に出会えました。
そしてこれからは、「かわいいを大切に絵を描いて行く!」と言う、強い軸も持てました。
これまでは個人様のお仕事や、グループ展などで展示が多かったのですが、去年あたりから企業様にお声をかけていただく機会も出来て来ました。
イラストレーター用の大きいイベントに出たり、このホームページを作ったのも大きい出来事だったように思います。
平成最後の今年の2月に、念願だった鉛筆画の個展を開くことも出来ました。
(来てくださった皆様、本当にありがとうございます!)
内気だったばかりに昔は難しかった、先輩イラストレーターさんとの出会いもどんどん増えて来ました。
ですが、商業イラストレーターとしては、まだまだこれからの活動次第だと思っています。
好奇心を大切に、絵もどんどんと描いていきたいです。
そして、ホームページ・ブログで発信もしたり、売り込みなどもして行こうと思っています。
新しい『令和』の時代にお会いできる皆様、楽しみにしています!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。!